うつ病と闘うには

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精神的な病気というと、こどものころからあまりよいイメージがありませんでした。
なんだか、精神的に病んでいて怖い人がなるのだと思っていました。実際、わたしがこどもの頃、両親と兄弟と祖母と曾祖母、そして叔母と一緒に住んでいたのですが、父の妹である叔母が高校を卒業して寮生活をしながら仕事をしていた時に精神的な病気になり、実家に帰ってきてしまったことを聞きました。
叔母は、精神的な病気のせいか、いつもイライラしたり、わたしの母に対してとんでもない言葉を吐いてしまう、そんな人でした。だから、わたしはあまり叔母のことを好きになれませんでした。結婚して家を出ても、時々病気のせいか実家にしばらく帰ってきているということもあり、そんな時はいつもわたしの母に罵声を浴びせるので、すごく嫌でした。そんなことがあったので、精神的な病気の人は嫌だと思ってしまったのです。そして、精神的な病気になる人は弱いからなるんだと思ってしまいました。
そして、まさか自分が将来その精神的な病気になるとは思いもしませんでした。実はわたしは今から10年前、30歳ぐらいの時にうつ病を発症しました。
きっかけは恋愛関係のもつれだったのですが、考えてみれば、それ以前にうつ病になる危険信号は多分に出ていたと思います。うつ病は心の病気と言われますが、体と心はつながっているので、当時一人暮らしで仕事に忙しく、あまり栄養ある食生活をしていなかったことや、オフィスワークばかりしていて運動していなかったこと、夜遅くまで起きていたことが心にもよくない土台を作ってしまったのではないかと思います。
そんな時に自分には耐えられないストレスに遭い、うつ病を発症してしまったのです。
友達が不眠や食欲不振でやせていくわたしを見て心配して心療内科に行くように勧めてくれました。
それでわたしは勇気を出して心療内科の戸をたたきました。
そこで、先生にはっきりとうつ病と言われた時、わたしは大変なショックを受けました。まさかわたしが精神的な病になるとは思っていなかったからです。
しかし、あれから10年が経ち、わたしは今ではうつ病になって本当によかったと心から思います。
なぜかというと、以前は精神的な病気の人に対してひどい偏見を持っていたからです。しかし、今はその人たちに対しても優しい目で見られるようになったことに感謝しています。